さて、今回はお得意先のFさんの依頼により、ちょっと手法が古いですがデコパージュにチャレンジしてみました。
題材は猫ちゃんです。
生後数ヶ月の画像を頂いたのですが、全身が白の絵画の様なお写真でした!
その写真がこれ。
なんと凛々しい写真っ!!
もう、なにもいじらなくても絵でいけるじゃんコレっ!!苦笑
前回と同じ手法でこのミーちゃんを描いてしまうと迫力とエレガントさが薄れてしまう!!
と感じて、元絵を崩さず良い感じにする方法なかなぁ〜と考え出したのがデコパージュです。
デコパージュ(Decoupage)とは手芸の一種で、デクパージュとも呼ばれています。
紙に描かれた絵を切り抜いてモチーフをつくり、家具等に張付けて上からニス塗装を施します。
17世紀にイタリアの家具職人が日本の漆工芸をまねて作ったのが始まりだそうです。。
要は、ニス塗装の下絵(素材)を自由度の高いデコレーションができる表現手法というこなのです。
あと、触れる絵という観覧者にとても近い「触れ合える絵」として注目しております。(私だけですが。。)
↑の画像は、いきなり行程は終盤の方に飛ばしていますが、
①木版の切り出し
②木版の研磨
③下地塗装(スプレー)
④下絵の貼付け
⑤ニス塗装&乾燥
⑥研磨
と順を追って作業します。
後は⑤と⑥を繰り返し表面の凹凸をフラットに近くなるまでひたすら作業です。
ここまでに2週間程度かかりました。。笑
後は仕上げにスタンドを取付けて、世界にただ一つの絵が完成です。
【コモンにて】
Fさん宅ミーちゃん
【コモンにて】
作成時の様子
【コモンにて】
完成!!
【コモンにて】
スタンドももちろん
オリジナル(手作り)です!!笑
と完成に至りまして、Fさんにお受け渡しです。
制作途中何度か経過を見にいらしてくれたのですが、大変喜んで頂いて
「よっしゃ。作ってよかった!」と心の中でガッツポーズしておりました。笑
Fさんお忙しい中、何度も足を運んで頂き、ありがとうございました。